漢方薬
 ■元気になる漢方
漢方生薬の種類は2、3,000種類に及びます。
漢方薬はこれらの生薬を症状によって組み合わせて服用、外用する。その中でも基本の17種類の効能を紹介。
中国にいるのなら、本場の中医学に触れて、自分に最適な漢方薬を手に入れてみては?
黄耆(オウギ)
マメ科キバナオウギの根を乾燥させたもの。汗を止める、利尿、強壮のために血液の流れをよくするのに効果がある。高血圧や顔面の炎症がある場合には使えない。
 
 
黄苓(オウゴン)
人間の胎盤を乾燥させたもの。フランス語ではプラセンタ。滋養強壮、抗がん、免疫力増加などの作用があり、子供の発育促進、不妊症の治療、更年期の女性ホルモン低下による症状に効果がある。
淮山薬(ワイサンヤク)
ヤマノイモ科ナガイモの根を乾燥させたもの。脾臓、腎臓の機能低下の滋養補給に、軽度の糖尿病などに効果がある。煎じる時間が長すぎるとアミラーゼの効力がなくなるので注意。
 
猪苓(チョレイ)
サルノコシカケ科のチョレイマイタケの菌核(第3次菌糸体の塊)を乾燥させたもの。利尿作用があるので尿量の減少、血尿、下腹部の張り、急性尿道炎などに用いる。
 
決明子(ケツメイシ)
マメ科エビスグサの種を乾燥させたもの。急性結膜炎や目の充血や、口臭などの症状がともなう便秘にも効果がある。主に眼科でよく使用する。下痢や低血圧の場合には使ってはならない。
 
金銀花(キンギンカ)
すいかずらのつぼみを乾燥させたもの。強い抗菌作用があるので皮膚疾患、急性腸炎など細菌性の下痢、風邪と熱による悪寒、喉の痛みなどに効果がある。中国の虫さされ薬などにもよく入っている。
茯苓(ブクリョウ)
サルノコシカケ科の松の根についているキノコの菌核(第3次菌糸体の塊)を乾燥させたもの。体内にたまった病的水分(痰、腹水など)の治療、むくみによる尿の欠乏、精神安定に用いる 。
 
女貞子(ジョテイシ)
モクセイ科トウネズミモチの熟した実を乾燥させたもの。眼科によく利用され、中心性網膜炎、老人性白内障の初期症状に効果がある。腎臓、ホルモン系の栄養不足による機能の低下にも利用する。
山萸肉(サンシュユ)
ミズキ科のサンシュユの果肉を乾燥させたもの。滋養、抗菌、粘膜からの分布を抑える作用などがあり、泌尿器、生殖器機能の低下、大量の発汗に効果がある。尿が出にくい場合には使用できない。
 
知母(チモ)
ユリ科ハナスゲの根茎を乾燥させたもの。解熱、抗菌、鎮静、痰をとる作用がある。皮膚や粘膜の組織からの出血でできる出血斑、アレルギー性の皮膚の発疹にも外用される。
太子参(タイシジン)
ハコベの仲間ワダソウの塊根を乾燥させたもの。子供の虚弱体質、病後に用いる。気を補ったり渇きを癒したりする作用があり、胃弱、倦怠感、食欲不振、神経衰弱、口の乾きなどに効果がある。
 
蓮子(レンシ)
ハスの実を乾燥させたもの。滋養強壮、下痢止め、利尿などの作用があり、長く服用すると老化を防止し長生きに効果がある。清心蓮子飲という排尿予防のための処方が有名。
枸杞(クコ)
ナス科のクコの実を乾燥させたもの。肝細胞の新生促進などの作用があり、肝臓、腎臓の正常に保つために常用する。炎症の症状がある場合には使用時に注意が必要。視力を高める効果も。
 
紫河車(シカシャ)
人間の胎盤を乾燥させたもの。フランス語ではプラセンタ。滋養強壮、抗がん、免疫力増加などの作用があり、子供の発育促進、不妊症の治療、更年期の女性ホルモン低下による症状に効果がある。
黄柏(オウバク)
ミカン科キハダの樹皮を乾燥したもの。利尿、胃の機能向上等の作用があり、作用胃腸炎、腹痛、横断、下痢に効果がある。外用すると皮膚の内出血に効果があるので打撲にも利用する。
 
扁豆(ヘンズ)
マメ科フジマメの種を乾燥させたもの。夏の胃腸にくる風邪、急性胃腸炎、消化不良で頭痛、悪寒、のどの渇き、下痢などの症状がある場合、脾臓の機能低下による慢性の下痢に効果がある。
苦参(クジン)
マメ科クララの根を乾燥させたもの。湿疹、化膿などの皮膚病の際にクジンを煎じた汁で患部を洗浄する。水虫にも適用できる。大量に飲むと呼吸が速くなったりするので注意。
 

この他、烏龍茶や緑茶に花の香りを移したり、花そのものをお茶にする花茶があります。茉莉花茶、菊花茶もこの花茶に属します。
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